sobayanoyutoの蕎麦道楽日記

大好きな蕎麦で遊んでいます

蕎麦道楽日記~茶そばを打ちました

 そばが好きです。食べるのはもちろん打つのも好きですし,蕎麦に纏わる諸々のことに興味があります。いわゆる「蕎麦道楽」に憧れていますので,そば打ちやおそば屋さんなど蕎麦に纏わることを日記風に書いてみたいと思っています。この種のブログは数多くそれほど変わり映えしないとは思いますが日記代わりに書きますのでご容赦の程。

 いわゆる団塊の世代が定年退職し,そば打ちを趣味とするおじさんたちが大量発生した20年ほど前,小生はまだ40歳代でしたが縁あってそば打ちを始めた頃でした。丁度その頃,「それでいいのか蕎麦打ち男(残間里江子著)」なる本が出されました。内容としては,定年後に趣味の世界に埋没してしまう男たちに,今こそ社会に出るべきと激励?するという内容だったかと思います。小生は,当時,この本を読んでこんな男にはなるまいと思っていました。
 人生100年時代を迎えて,年金財政の悪化などからも,定年が60歳から70歳に向けてどんどん伸びていっており,70歳を超えてもなお就労するおじさんたちも少なくない時代となりました。
 小生も60歳で定年を迎えその後65歳までは働きましたが,現在はほとんど仕事もせず,すっかり「それでいいのか蕎麦打ち男」に描かれた趣味に埋没する「蕎麦打ち男」と化していますが,「これでいいのだ蕎麦打ち男」と開き直り,「蕎麦道楽」を目指そうと思っています。

 さて,5月29日に梅雨入りしたばかりというのに,台風2号の影響で大雨となり交通障害や災害も各地で発生しているようです。だからというわけでもありませんが,久し振りに,この季節のそばでもある目に鮮やかな緑色の茶そばを打ってみました。
 更科粉(御膳粉)という蕎麦の実の中心部分の白い蕎麦粉を使いますが,いわゆる「変わり蕎麦」に用いられることも多く,原則として二八の湯練りです。熱湯です。今回は更科粉750㌘,つなぎ250㌘,抹茶30㌘,加水というか加湯60%で打ちました。のど越しのよい緑色の鮮やかな茶蕎麦を目指しました。のしが甘くやや太めになってしまいましたが緑色の鮮やかな茶そばになりました。

茶そば(やや太め!)