sobayanoyutoの蕎麦道楽日記

大好きな蕎麦とハイキングで遊んでいます

アルモンデそば(№110)~ニラ玉ぶっかけそば

 そば打ちを趣味としている小生の家の冷凍庫には,打った日に食べきれなかったそばの冷凍が常に保存されています。家人からは何とかせよとの厳命を受けることもしばしばあり,そうなりますと,小生の在宅時の昼食などはほとんど冷凍したそばを食することになります。
 あくまで日常のいわば普段使いのそばですので,その時に家に「あるもんで」いろいろと手を変え品を変え、とはいえ昼食用のことですからできるだけ簡単にを旨として作ることとなりますが,豪華さや映え感やこだわりなどとは無縁ですし,邪道であることは承知しつつも,できるだけ手打ちそばの風味を生かして食すべく考えたそばメニューをこのブログの「アルモンデそば」のカテゴリーに日記風に書いています。
 なお,原則として,新しいメニューを食した時にのみ書いていますが,発想の貧困さから,過去メニューとそれほど変わらないときもありますのでご容赦の程。

№110 ニラ玉ぶっかけそば

例によって冷凍庫にあったそばなんですが何のそば粉でいつ打ったものか不明です
そばに星が少し浮かんでいますので玄挽きを少し混ぜたものだとは思いますが・・

 2週間ほど前の当ブログで、「連日の猛暑日が続いており体にこたえます。大きな地震にみまわれた熊本の大変さを思えば申し訳ないのですがそれにしても暑いです。」と書いていましたが、その後も一向に暑さは和らぎそうもなく、熊本の地震の後には、関東地方の大雨と地震が、一方で各地で水不足になっているダムもあるなど自然が徐々に牙をむき始めているような漠とした不安に駆られる日々が続いています。

 前回の当ブログで地元文化会館の依頼で親子そば打ち体験教室を実施した旨を書きましたが、その後、参加者の感想などに触れる機会があり、その中で1年前にもこの教室に参加したという子供の感想が「今回も面白かった、家でもそばを打ちたい」と書かれており、そば打ちを紹介した側としては体験教室をやった甲斐があったなあとうれしい思いがしました。

 本日のアルモンデそばは、冷蔵庫の野菜室にあったニラの余りを使ったニラ玉ぶっかけそばにしました。ニラはレンジにかけ胡麻油で風味をつけてそばの上に並べ、黄身をのせて、盛りつゆを器の縁から流し入れてぶっかけにしました。食するときには黄身を崩しつつニラと絡めてそばの下に滑り込ませた盛りつゆと啜り込みます。最後の方は全部混ざってしまいましたが、ニラのほのかな青みと苦みが感じられ美味しくいただきました。

 本日は家人も在宅しており、こちらがお昼を食していましたら、何か作れとのことでしたので、これも野菜室にあった長芋でネギトロのぶっかけそばを作って供しましたら、まあまあやなと言って完食していました。

そばは同じものを使いました。何のそば粉を使ったか思い出せません

 

アルモンデそば(№109)~豆腐クリームのぶっかけそば

 そば打ちを趣味としている小生の家の冷凍庫には,打った日に食べきれなかったそばの冷凍が常に保存されています。家人からは何とかせよとの厳命を受けることもしばしばあり,そうなりますと,小生の在宅時の昼食などはほとんど冷凍したそばを食することになります。
 あくまで日常のいわば普段使いのそばですので,その時に家に「あるもんで」いろいろと手を変え品を変え、とはいえ昼食用のことですからできるだけ簡単にを旨として作ることとなりますが,豪華さや映え感やこだわりなどとは無縁ですし,邪道であることは承知しつつも,できるだけ手打ちそばの風味を生かして食すべく考えたそばメニューをこのブログの「アルモンデそば」のカテゴリーに日記風に書いています。
 なお,原則として,新しいメニューを食した時にのみ書いていますが,発想の貧困さから,過去メニューとそれほど変わらないときもありますのでご容赦の程。

№109 豆腐クリームのぶっかけそば

そばは、昨日、北海道産を二八で打ったものです

 いやぁ、暑っいですなあ!ここにきて連日猛暑日が続いており体にこたえます。大きな地震にみまわれた熊本の大変さを思えば申し訳ないのですがそれにしても暑いです。年々夏の暑さが厳しくなり、一方で、小生、大阪に居住していますので、南海トラフ地震も明日にも起こるやもしれないという恐怖感もあり、この先が思いやられます。

 昨日は地元自治体からの依頼により、近くの文化会館(公民館のようなものです。)で、親子そば打ち体験教室を実施し、8組の親子にそば打ちを体験してもらいましたが、皆さん楽しそうにそばを打っていただきました。本日お昼の「アルモンデそば」のそばはその際にデモンストレーションで打ったそばが1人前だけ余りましたのでそのそばを使いました。

 このところ、何かとせわしない日が続き、お昼ご飯を外でいただく日も多く、また、過去メニューと同じメニューの場合は日記に書きませんので、「アルモンデそば」はしばらくお休みしていましたが、本日は久しぶりにお昼時に在宅していましたし、昨日の教室でデモンストレーションで打ったそば(参加者に1人前ずつですが持って帰ってもらっています。)の味も確認しておこうと思いましたのでアルモンデそばを作る気になりました。

 例によって、冷蔵庫などを漁ってみましたがこれといった食材も見当たらなかったものの、豆腐(絹ごし)を半丁見つけましたので、それを水切りしたのちに何種類かの調味料などと泡立て器で一生懸命に混ぜてクリーム状にし、器にそばを盛ってその上に豆腐クリームを広げ、キムチなどを飾って、器の縁から冷やしたそばつゆを少しだけ底に流し入れて「豆腐クリームのぶっかけそば」としました。

 食してみますと、二八そばだけあって食感がしっかりしていましたので、豆腐クリームとよく絡み美味しくいただきました。

 本日は久しぶりに「アルモンデそば」の日記を書きましたので長文になってしまいました。駄文ご容赦願います。

 

 

晴歩雨蕎(№25)~高野山参詣道「町石道」(和歌山県)

 蕎麦道楽人のトレッキング(ハイキング)日記です。
 カテゴリー名の「晴歩雨蕎」は「晴耕雨読」を意識した小生の造語で「せいほうきょう」と読むことにしています。意味は文字どおり,晴れた日には歩きに行こう(歩くのは主に関西の低山などが対象です。),雨の日には家で道楽の蕎麦打ちをしたりおそば屋さんに行ったりしようというぐらいの意味です。何年か前にいわゆる「毎日が日曜日」の生活になってからは,天候を選んで歩きに行くことが可能になりましたので気楽に歩きに行けるようになりました。
 日記のことですから,記録を目的としてはいるものの,他の方のトレッキングレポートのような詳細なデータ,豊富な知識等に裏打ちされた興味深い内容や美しい写真などとは縁遠く,万一,お読みいただいた方には申し訳ないのですが,なにせ気楽な蕎麦道楽人の日記ですからご容赦いただきたいと思います。
 ただ、最近はどこでも熊出没情報が聞かれるようになり、単独トレッキングはなかなか厳しくなってきましたので、小生にとっていわゆるホームマウンテンである大阪(奈良)の金剛山(今のところ熊出没情報等はほとんどありません。)を除いて、できるだけ複数人での行動を心掛けていますが、そうそう毎回付き合ってくれる友人もおりませんので最近はモンベルなどのイベント・ツアーなどに参加することも増えました。

 蕎麦道楽人としては,行先でたまたま見つけたおそば屋さん(手打ちに限るなどと贅沢なことは言いません。)についてでも書ければなあと思っていますが、なかなか見つからなかったり,営業時間と合わなかったりする場合がほとんどでままなりません。

 今回も,トレックした日からずいぶんと日時が経過してしまいましたが,記録のため,遅ればせながら、簡単にですが日記に書いておこうと思います。

№24 高野山参詣道「町石道(ちょういしみち)」(和歌山県)
《九度山町役場(スタート地点)~慈尊院~矢立~大門(848㍍)~壇上伽藍 距離約20㌔ 活動時間約7時間半 2026.5下旬》

南海高野線の九度山(くどやま)駅 この駅からスタート地点の会場に向かいます

 今回は、「世界遺産高野山参詣道(町石道)登山実行委員会」が和歌山県と金剛峯寺の後援で実施する「世界遺産高野山参詣道(町石道)登山」なるイベントに参加しました。

 高野山(こうやさん)は、大阪府と和歌山県の県境を越えてほどない和歌山県北部の伊都郡高野町にある地域の名称です。周囲を1,000m級の山々に囲まれた標高約800mの山上盆地に町並みが広がります。ご承知のとおり、弘法大師(空海)が開いた真言密教の聖地であり、高野「山」という名ですが、この「山」は仏教的な用語であって地理学上の山ではありません。とはいえ、山並みの頂き付近であることもあり、今回の標高差は約700㍍、累計としては登りがヤマップのデータでは約1485㍍、下りが約746㍍で、ほとんど山林の中の道をたどりますので、いわゆる低山トレッキングと言っていいと思います。

実質上のスタート地点である慈尊院(多宝塔)です

 高野山は、ご承知のとおり、2004年にユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録された真言密教の聖地です。弘法大師(空海)によって約1200年前に開創された 標高約800~900mの山上宗教都市で、総本山金剛峯寺 、壇上伽藍、奥之院、高野山町石道などが世界遺産を構成しています。
 この慈尊院も世界遺産に含まれており、弘法大師が高野山を創設する際に表玄関として創建された寺院とのこと。当時の高野山は女人禁制であったため、弘法大師の母は高野山に入山できず、ここ「慈尊院」に住み、弘法大師は高野山から山道を下り、月に9度母を尋ねたことから、この地名は「九度山」と称されるようになったということです。慈尊院はいわゆる「女人高野」ともいわれ、高野山が女人禁制だった時から多くの女性が参拝した歴史があるそうです。

慈尊院多宝塔横の石段途中横にある180番目の町石です 逆順に1番町石を目指します

 「町石(ちょういし)」は、平安時代に弘法大師(空海)が木製の卒塔婆を建てたのが始まりとのことで、鎌倉時代に現在の石造りの町石へと整備され、壇上伽藍の根本大塔を起点(0町)とし、慈尊院までが180基、さらに奥の院まで36基(金剛界の諸尊に由来)の合計216基が存在するとのこと。道沿いには一町(約109m)ごとに「町石」と呼ばれる五輪塔形の石柱が合計180基建てられており、参拝者たちは一町石ごとに合掌等しながら20㌔超の道を歩いたとのことでした。

「接待場」 参加者が群がってしまい接待側の地元の方が見えません

 スタート地点からしばらく歩くと「接待場」という案内板の掲げられている場所があり、案内板の説明によれば、空海の入定(没)の承和2年(835年)3月21日(いわゆる旧暦)だそうですが、毎年この日に「御影供(みえく)」という法会が高野山で行われ、その日の高野詣の人々に地元の人々が湯茶等の接待を行った場所を「接待場」というとのことで、当日はこのイベント参加者が地元の方々から冷水や果物の接待を受けていました。

 スタート地点からの慈尊院から「銭壺石」、「笠取峠」、「六本杉峠」を経て約2時間歩くと「二つ鳥居」が見えてきました。

鳥居が横に2基並んでいる「二つ鳥居」 120町石辺りです

二つ鳥居休憩所からの眺望です 天野の里も望めます

 二つ鳥居から15分ほどで神田地蔵堂がありました。日陰を探してしばし休憩します。

神田地蔵堂 112町石辺りです

 神田地蔵堂から矢立茶屋方面を目指します。途中、笠木峠、矢立峠を越えて1時間半ほど気持ちのいい林の中の道を町石を数えながら歩きました。

モチツヅジでしょうか

 今回の高野山ではあまり花には出会えなかったのですがその中でツツジ系と思われる花は結構見かけました。

矢立茶屋です この茶屋裏の空き地で昼ご飯にしました 名物やきもちも食しました。

 矢立茶屋からゴールの壇上伽藍までは2~3時間ですが、主催者から、午後2時以降「矢立」を通過する場合は、無料のシャトルバスでゴールまで送り届けるとの注意がありました。ちなみに小生一行は丁度正午頃に矢立茶屋に到着し30分後には出発しました。

 ここからはやや厳しい登りや足元の悪い箇所もありましたが、「袈裟掛石」、「押上石」、「鏡石」、「大門」と歩を進め2.5時間程で壇上伽藍に到着しました。ゴール手前の急登はなかなか厳しいものがありました。その後もどんどんと参加者がゴールしてきますので帰りの交通機関の混雑を恐れて早々に帰途に就きました。

 高野山町石道は小生としては15年ほど前にも一度歩いたことがありましたが、その際は森閑とした森の中をあまり人影を見ることもなく歩いたように記憶しており、今回はイベントに参加しましたのでだいぶ趣が違いましたがそれでも参詣道である町石道の雰囲気を感じながら気持ちよく歩くことができました。

袈裟掛石です 空海が袈裟を掛け休んだという言い伝えとのこと
激しい雷雨の際に空海がこの大岩を持ち上げて母を匿ったいう言い伝えとのこと

「押上石」を過ぎてしばらく歩いたところの展望台からの西方面の眺望です  
「鏡石」です 説明版には石の表面が「鏡のように平ら」とありましたが・・

「大門」です 

ゴール地点の壇上伽藍です





 

 

 

晴歩雨蕎(№24)~武奈ヶ岳(滋賀県)/「手打ちそば 藤村」

 蕎麦道楽人のトレッキング(ハイキング)日記です。
 カテゴリー名の「晴歩雨蕎」は「晴耕雨読」を意識した小生の造語で「せいほうきょう」と読むことにしています。意味は文字どおり,晴れた日には歩きに行こう(歩くのは主に関西の低山などが対象です。),雨の日には家で道楽の蕎麦打ちをしたりおそば屋さんに行ったりしようというぐらいの意味です。何年か前にいわゆる「毎日が日曜日」の生活になってからは,天候を選んで歩きに行くことが可能になりましたので気楽に歩きに行けるようになりました。
 日記のことですから,記録を目的としてはいるものの,他の方のトレッキングレポートのような詳細なデータ,豊富な知識等に裏打ちされた興味深い内容や美しい写真などとは縁遠く,万一,お読みいただいた方には申し訳ないのですが,なにせ気楽な蕎麦道楽人の日記ですからご容赦いただきたいと思います。

 ただ、最近はどこでも熊出没情報が聞かれるようになり、単独トレッキングはなかなか厳しくなってきましたので、小生にとっていわゆるホームマウンテンである金剛山(今のところ熊出没情報等はほとんどありません。)を除いて、できるだけ複数人での行動を心掛けていますが、そうそう毎回付き合ってくれる友人もおりませんので最近はモンベルなどのイベント・ツアーなどに参加することも増えました。

 蕎麦道楽人としては,行先でたまたま見つけたおそば屋さん(手打ちに限るなどと贅沢なことは言いません。)についてでも書ければなあと思っていますが、なかなか見つからなかったり,営業時間と合わなかったりする場合がほとんどでままなりません。

 今回も,トレックした日からずいぶんと日時が経過してしまいましたが,記録のため,遅ればせながら簡単にですが日記に書いておこうと思います。

 なお、今回は登山日の前日宿泊地が京都山科でしたが、さすが都会だけあって近場におそばやさんも何軒かありましたのでその内の一軒に行くことができました。

№23 武奈ヶ岳(ぶながたけ 滋賀県 1214㍍)
《坊村登山口(315㍍)~御殿山~ワサビ峠~武奈ヶ岳山頂~北比良峠~前山~カモシカ台~イン谷口登山口 距離約9.5㌔ 活動時間約7時間半 2026.5上旬》

・出会ったおそば屋さん 「手打ちそば 藤村(京都 山科)」

武奈ヶ岳登山の入り口にある地主神社 登山の安全を祈ります

 日本二百名山で比良山系の最高峰でもある武奈ヶ岳。中腹部にブナの木が多く生えていることに由来していると言われています。天候に恵まれれば山頂からは360度の展望を楽しむことができ、頂上からは眼下に広がる琵琶湖の風景が楽しみです。

地主神社からすぐの赤い橋を渡って歩き出します

雲が広がってきました 今回はいつにもまして眺望を期待していますので心配です

 登山口から休憩を取りつつ2時間程、まあまあ厳しい登りも何か所かありましたが御殿山にたどり着きました。

御殿山(1097㍍)です 武奈ヶ岳方面に向かいます 青空が見えてきました!

 御殿山から武奈ヶ岳に向かいます。

武奈ヶ岳方面の眺望です

 歩いているとこの山の植物の多様性に気が付きました。同行者がやたらとカメラのシャッターを切っていましたが無理もないなあと付き合うことにし、ややゆっくりとしたペースで登ります。

ツリガネツヅジでしょうか 可憐です

 小生としては眺望の方に興味がありますのでどちらかというと風景の写真が多くなります。

琵琶湖方面の眺望 雲がやや少なくなってきました 絶景が待っていそうです

イワカガミでしょうか 頂上直前に小さな群生がいくつかありました

 同行者がここで見られるとはと感激していたのですがどちらかというと高山植物系らしいです。なかなか動いてくれませんので小生も風景を入れつつ1枚撮りました。

頂上直前のなだらかな登りです お昼前でしたが結構登山客もいました

丁度お昼ころに頂上に到着しました 歩き出しから約3時間半ほどでした

琵琶湖方面の絶景です 近江舞子の街並みも見えます

 まだ雲が見えますがそれでも十分な絶景です。景色を楽しみながら30分程でお昼ご飯を済ませて下り始めました。

八雲ヶ原湿原(900㍍) 画像は池の一部です 関西有数の高層湿原とのこと

北比良峠(970㍍)です 武奈ヶ岳頂上から1時時間半ほどかかりました

北比良峠付近から琵琶湖方面の眺望です なかなか去りがたい思いでした

カモシカ台を経由してイン谷口登山口に向かいます

イン谷口まで降りてきました 

 ここからJR比良駅まで1時間弱歩き帰途に就きました。前回の鳥取大山に続き、今回も終日天候に恵まれ、山頂からの琵琶湖と空の絶景に感激しながら気持ちの晴れやかないい登山になりました。

 

 さて、今回のおそば屋さんです。

京都山科の住宅街にある「手打ちそば 藤村」です

 今回は京都山科で前泊でしたので、ホテルに入ってからネットでおそば屋さん探しをしたところ、さすが都会のことですからすぐに2、3軒出てきました。そのデータをホテルのフロントに見せて情報を得ようとしましたが何の情報も得られず、あてにならないネット情報と自分の勘のみで選択することとなり選んだのがこのお店です。これが大当たりでした。何しろそば打ちが趣味ですからいろいろなお店にも食べに行きますが、こんなちゃんとしたそばを食べさせてくれる店にはそうそうは出会えません。店主に店のホームページがあると教えられたのであとで見ましたが、えらく立派なホームページでそば食いが見たら是非にも行きたくなる内容になっていました。多少、文章量が多すぎるかなとは思いましたが。
 山科駅前のホテルから30分近く歩いてたどり着いたのが午後6時少し前だったでしょうか、暖簾を分けて、引き戸のとびらを開けて入ったところ、時間のせいか相客は一人もおらず、入り口からすぐのカウンター6席程度と奥に小上がり風の畳の部屋があるようでしたが、カウンターの中で店主と思しき中年男性と若い女性のスタッフさんのお二人がおられました。
 入ってすぐのカウンター席に座り、お店に入る直前まで雨が降っていましたので、天候の話やらを少ししながらメニューを眺めて驚きました。
 そば粉は石臼の自家製粉で、そばは「十割田舎蕎麦」と「挽きぐるみ十割」の2種類のみとのこと、それを冷と温で使い分けるとのこと、メニューとしては、小生の大好きな「にしんそば」などもありましたが、かといってごちゃごちゃしたメニューはありません。あくまで美味しくそばを食べてほしいという店主の考えがよく見えました。
 「つけめん」として「利休そば」が載っていましたので、小生としては有名な京都の本家尾張屋さんで出していた利休麩の乗っているかけそばをイメージしたのですが伺ったところ胡麻だれで食べさせるものとのことでした。食べてみたかったのですが又次回です。さらに目を引いたのがいわゆる蕎麦前(そばまえ)やらの「一品」のメニューで、そば屋で酒をたしなむ者の気持ちをよく分かっているとしか言いようのないメニューが並んでいます。

 小生、あれもこれもと目移りしたのですが、明日は登山で早起きもしますし睡眠も取っておくべきであることを思い出し、カウンターの端の方にズラリと並んだ山口県の銘酒に後ろ髪を引かれながらもビールを注文し、蕎麦前として、まず、定番の「だし巻き」、「板わさ」を、さらにビールを飲んでいるうちに油物が欲しくなりましたので「鶏の照り焼き」を追加でお願いしましたが、どれも美味しく、各々の料理のあしらいやお皿の上の景色などもすっきりとしていて気が利いており、うっかりまたアルコールを注文しそうになりましたので、最後に小生の好物の「にしんそば」を注文することにしました。提供されたのは、やや透明感のある温かい汁に「挽きぐるみ十割」のそばとその上に自家製の炊いたにしんが載っています。そばはやや細めに切られたきれいなそばで思わず眺めてしまいます。温かいそばのことですから一気に食べてしまいましたが、にしんの旨味がだし汁に染み出して何とも美味しく幸福感いっぱいであっという間に食べ終わりました。

「にしんそば」です 大ぶりのにしんの下のそばがきれいです

 手打ちそば 藤村さんのデータ
住所    〒607-8146 京都府京都市山科区東野舞台町38-4
営業時間    11:00~21:00(L.O.20:30)
定休日    不定休
アクセス    京都市営地下鉄東西線「椥辻駅」徒歩14分
JR他各線「山科駅」から車で9分(徒歩で迷いながら30分弱でした)
お店のホームページ 有

 

アルモンデそば(№108)~牡蠣とバジルのジェノベーゼソース和えそば

 そば打ちを趣味としている小生の家の冷凍庫には,打った日に食べきれなかったそばの冷凍が常に保存されています。家人からは何とかせよとの厳命を受けることもしばしばあり,そうなりますと,小生の在宅時の昼食などはほとんど冷凍したそばを食することになります。
 あくまで日常のいわば普段使いのそばですので,その時に家に「あるもんで」いろいろと手を変え品を変え、とはいえ昼食用のことですからできるだけ簡単にを旨として作ることとなりますが,豪華さや映え感やこだわりなどとは無縁ですし,邪道であることは承知しつつも,できるだけ手打ちそばの風味を生かして食すべく考えたそばメニューをこのブログの「アルモンデそば」のカテゴリーに日記風に書いています。
 なお,原則として,新しいメニューを食した時にのみ書いていますが,発想の貧困さから,過去メニューとそれほど変わらないときもありますのでご容赦の程。

№108 牡蠣とバジルのジェノベーゼソース和えそば

そばはよもぎの変わりそばの切り終わりのところの冷凍で不揃いです

 本日のアルモンデそばは冒険です。冷蔵庫に家人が買ったスィートバジルの葉が残っていましたので、それを燻製牡蠣と合わせ、色味の悪かったよもぎの変わりそばは市販のジェノベーゼソース少量で和え(結局、色味は悪いままでしたが。)、そばの下にそばつゆを少しだけ忍ばせました。そばは切り終わりの部分で不揃いな上、量もやや一人前に足りませんでしたのでなかなか消費できずにいたのですが冒険に使うことにしました。
 バジルの葉がそばと好相性なのは経験済みでしたが、今回は燻製牡蠣とも相性がよく、思ったより美味しくいただきました。




 

晴歩雨蕎(№23)~鳥取大山

 蕎麦道楽人のトレッキング(ハイキング)日記です。
 カテゴリー名の「晴歩雨蕎」は「晴耕雨読」を意識した小生の造語で「せいほうきょう」と読むことにしています。意味は文字どおり,晴れた日には歩きに行こう(歩くのは主に関西の低山などが対象です。),雨の日には家で道楽の蕎麦打ちをしたりおそば屋さんに行ったりしようというぐらいの意味です。何年か前にいわゆる「毎日が日曜日」の生活になってからは,天候を選んで歩きに行くことが可能になりましたので気楽に歩きに行けるようになりました。
 日記のことですから,記録を目的としてはいるものの,他の方のトレッキングレポートのような詳細なデータ,豊富な知識等に裏打ちされた興味深い内容や美しい写真などとは縁遠く,万一,お読みいただいた方には申し訳ないのですが,なにせ気楽な蕎麦道楽人の日記ですからご容赦いただきたいと思います。
 蕎麦道楽人としては,行先でたまたま見つけたおそば屋さん(手打ちに限るなどと贅沢なことは言いません。)についてでも書ければなあと思っていますが、なかなか見つからなかったり,営業時間と合わなかったりする場合がほとんどでままなりません。

 今回も,トレックした日からずいぶんと日時が経過してしまいましたが,記録のため,遅ればせながら簡単に日記に書いておこうと思います。

№23 大山(だいせん 鳥取県 1709㍍)
《大山夏道登山口~6合目避難小屋~大山頂上(避難小屋)~行者登山口~大神山神社 距離約8.5㌔ 活動時間約6時間半 2026.4下旬》

 日本百名山の一つで中国地方最高峰(1,709m)の「大山」(又は鳥取大山、伯耆大山)に登りました。天候が良ければ山頂から日本海、中海、宍道湖など山陰の広大な景色を眺望できるとのことでいつかは登りたいと思っていましたが、なかなか機会に恵まれず今回初めて登ることができました。

前日入りしたホテルの駐車場からの大山です 美しくも雄大な姿です

駐車場から登口までの道です。大神山神社奥宮につながる参道でもあるのでしょう

 前日に大阪を車で出発し約5時間かけて鳥取県米子市で前泊し、当日は大山ナショナルパークセンター付近の広い駐車場に車を止めました。

 駐車場から10分程の大山夏山登山口から入山しますとすぐに大山1合目の標識がありました。

大山一合目標識です 一合目の標識はこれから登るんだという感じです

 それからも律儀に合目の標識はありましたが、一つ飛ばしで、三合目標識です

 続いて5合目標識です

 スタートから1時間半ほどで六合目の標識がありその後すぐ六合目避難小屋がありました。

六合目の避難小屋です

大山六合目の避難小屋からの眺望です 青空とのコントラストがいいですねえ!

 小屋では少しの間休憩した後にすぐに登り始めましたが、ここら辺からやや登山感が出てきました。

大山八合目の標識です

八合目付近からの眺望です ややかすんでますが正面は日本海です

八合目付近からは頂上まで長い木道が始まります 頂上手前から振り返りました 

大山(弥山)頂上 雲一つない青空がきれいですなあ

 六合目避難小屋からは1時間程で大山頂上に着きました。頂上には展望デッキや大きめのきれいな避難小屋があり多めの登山者で賑わっていました。トイレが一つしかなく長い列ができていましたが。ここで絶景を眺めながらお昼ご飯を済ませて下り始めました。登りの木道を歩き始めた付近で久しぶりに太もも裏が攣りそうになりましたので下りはゆっくりと歩き出しました。六合目避難小屋まではほぼピストンでしたがそのあとは別ルートを歩きました。

下りの道に群れずに可憐に咲いていました ハクモクレンでしょうか?

下りの途中からの大山の山並みです

 大神山神社奥宮(892㍍)まで降りてきました。大神山は大山の古名とのことで、参道の途中の門が表裏反対になっている(小生が見たところ閂が門の外側にありました)ことでも知られているそうです。

大神山神社奥宮です

奥宮から出たところで鳥居から振り返りました

 この鳥居をくぐり出て大山夏山登山を終えました。本当に気持ちの良い登山でしたが、地元の方に言わせると日本海沿いなのでこんなに天気の良い日はそう多くはないとのことでしたので今回は運よく天候にも恵まれ感謝でした。
 その後、家族への土産を買い求めて、心地よい疲労感の中、安全のため休憩を増やしつつ、5時間ほど車を運転して自宅に帰りました。

 今回も美味しそうなおそば屋さんには巡り合えずやむを得ずラーメンを食して我慢しました。

アルモンデそば(№106・107)~納豆そば二種

 そば打ちを趣味としている小生の家の冷凍庫には,打った日に食べきれなかったそばの冷凍が常に保存されています。家人からは何とかせよとの厳命を受けることもしばしばあり,そうなりますと,小生の在宅時の昼食などはほとんど冷凍したそばを食することになります。
 あくまで日常のいわば普段使いのそばですので,その時に家に「あるもんで」いろいろと手を変え品を変え、とはいえ昼食用のことですからできるだけ簡単にを旨として作ることとなりますが,豪華さや映え感やこだわりなどとは無縁ですし,邪道であることは承知しつつも,できるだけ手打ちそばの風味を生かして食すべく考えたそばメニューをこのブログの「アルモンデそば」のカテゴリーに日記風に書いています。
 なお,原則として,新しいメニューを食した時にのみ書いていますが,発想の貧困さから,過去メニューとそれほど変わらないときもありますのでご容赦の程。

№106 ふわとろ納豆そば

そばはよもぎパウダーを練り込んだ御膳粉の二八で打ったものの冷凍です

 これはよく見かける納豆そばですが、要するに納豆と玉子を一生懸命に混ぜますとふわっとしたとろみができますので、ぶっかけにしたそばの上にそのふわとろ納豆をのせただけのもので、食するときにはこれを適宜混ぜてから納豆ごとズルズルと啜りますのでそばと納豆が一体となって納豆好きには結構おいしくいただけます。
 今回のそばはいわゆる御膳粉(更科粉)の二八でよもぎパウダーを練り込んでみたのですがパウダーの量が少なかったのか中途半端な色味になってしまったものを使いました。

 本日は家人が昼ご飯を付き合ってくれましたので、もう一品納豆そばを作りました。

№107 納豆キムチそば

そばは№106と同じよもぎの変わりそばの冷凍です

 これは№106よりもさらに簡単でぶっかけそばの上の納豆の横にキムチを添えただけのものです。これも食するときには混ぜてから食しますが、家人に言わせますと、キムチのお陰で納豆感が薄まり美味しく食べられたとのことでした。家人は大阪生まれで納豆はあまり好まなかったのですが、東北出身の小生は納豆をよく食しますのでいつのまにか家人もなんとか食べられるようになりました。
 そばはよもぎの変わりそばなんだけど、と言ってみたのですが、ふーんという返事だけでした。