sobayanoyutoの蕎麦道楽日記

大好きな蕎麦で遊んでいます

アルモンデそば(№52)~納豆キムチの釜揚げそば

 そば打ちを趣味としている小生の家の冷凍庫には,打った日に食べきれなかったそばの冷凍が常に保存されていますが,家人からは何とかせよとの厳命を受けることもしばしばあり,そうなりますと,小生の在宅時の昼食はほとんど冷凍したそばを食することになります。そのため,冷凍手打ちそばを何とか美味しく食べようと,その時に家に「あるもんで」いろいろと手を変え品を変え努力することとなりますが,もちろん冷凍とはいえ手打ちそばですから主役はあくまでそばであり,やや邪道であることは承知しつつもできるだけそばの風味を生かしつつ,何とか美味しいそばを食すべく考えたそばメニューを「アルモンデそば」のカテゴリーでこのブログに日記風に書いています。

№52 納豆キムチの釜揚げそば

そばは一週間ほど前に北海道摩周産の新そば粉で打ったものの冷凍です

 本日の昼御飯のアルモンデそばですが,最近の寒さにすっかり体が温かいそばメニューを欲しがるようになってしまい,二三日前に食べた釜揚げそばがほっこりとして体も温まり美味しかったのでまたも釜揚げで何かと思い,定番の納豆とキムチをのせた釜揚げそばにしようと冷蔵庫を探しますと両方とも日ごろから常備してありますので簡単に見つかりました。
 冷凍そばの方はこれも一週間ほど前に打った北海道摩周産の新そば粉で打ったものがありましたのでそれを使いました。ちなみに打ち上げた時の様子を写した写真がありました。

そば粉1㌔につなぎ粉100㌘のいわゆる外一(そといち)で打ったものです

 そばを湯掻き汁(そば湯)と共に器に移し,混ぜた納豆(ひきわり)とキムチを盛り合わせねぎを飾って,卵黄を落としたそば猪口に沸騰直前まで温めたもりつゆを注いで軽く混ぜ,最初はそばを具のキムチや納豆と共に卵黄入りもりつゆで頂いた後,半分ほど食べ進んだ頃にそばと具を軽く混ぜ合わせ,そこにもりつゆを注いでさらに軽く混ぜていただきますとそば湯ともりつゆが混ざりややとろみのかかったそばつゆとともにそばを啜ることができます。
 やはりほっこりとした味わいに体が温まります。釜揚げ蕎麦には,そばの魅力の一つである冷たい蕎麦の噛むとフツリと切れる食感や清涼な喉越しなどは望むべくもありませんが,ほっこりとしてしみじみと体の温まる寒い日の釜揚げそば,しばらくやめられそうにありません。