そば打ちを趣味としている小生の家の冷凍庫には,打った日に食べきれなかったそばの冷凍が常に保存されていますが,家人からは何とかせよとの厳命を受けることもしばしばあり,そうなりますと,小生の在宅時の昼食はほとんど冷凍したそばを食することになります。そのため,冷凍手打ちそばを何とか美味しく食べようと,その時に家に「あるもんで」いろいろと手を変え品を変え努力することとなりますが,もちろん冷凍とはいえ手打ちそばですから主役はあくまでそばであり,できるだけそばの風味を生かしつつ,何とか美味しいそばを食すべく考えたそばメニューを「アルモンデそば」のカテゴリーでこのブログに日記風に書いています。
№35 「冷やしやまかけそば」
本日のアルモンデそばは,冷蔵庫の野菜室に長芋がありましたので「やまかけそば」の冷やしたものを作ろうと考えました。近頃は,梅雨前というのに夏日が続き夏バテを予感させましたので元気を出そうというわけです。
イメージとしては,「やまかけそば」は山芋(長芋)を温かいそばにかけたもの,「とろろそば」は別容器に入ったすりおろしたとろろとそばつゆを合わせたつけつゆにそばをつけて食べるものというような区別がなんとなくありますが,今回は「やまかけそば」の冷たいものを食べようというものです。
そばは,2週間ほど前に,福井大野産のそば粉を外一(そば粉10につなぎ1の割合)で打ったものの冷凍です。長芋のとろろに卵白を入れてメレンゲ状にふんわりとさせてそばの上にのせ,卵黄と山葵を飾って,右側から自家製のもりつゆをやさしく流し入れました。食するときには軽く混ぜて,薬味に刻み葱をのせてズルッズルッと食べました。やや,元気になれそうな気がします。