sobayanoyutoの蕎麦道楽日記

大好きな蕎麦で遊んでいます

アルモンデそば(№28)~卵とろろの山かけ

 そば打ちを趣味としている小生の家の冷凍庫には,打った日に食べきれなかったそばの冷凍が常に保存されていますが,家人からは何とかせよとの厳命を受けることもしばしばあり,そうなりますと,小生の在宅時の昼食はほとんど冷凍したそばを食することになります。そのため,冷凍手打ちそばを何とか美味しく食べようと,その時に家に「あるもんで」いろいろと手を変え品を変え努力することとなりますが,もちろん冷凍とはいえ手打ちそばですから主役はあくまでそばであり,できるだけそばの風味を生かしつつ,何とか美味しいそばを食すべく考えたそばメニューを「アルモンデそば」のカテゴリーでこのブログに日記風に書いています。

№28 卵とろろの山かけ

「とろろ」が多すぎたかもです。体が温まりました。

 本年の「アルモンデそば」一回目は,冬の定番の「山かけそば」にして温まろうと思い,昨年末にスーパーで偶々見つけた「山の芋」を食べずに置いていたもので作ろうと考えました。
 そのまま普通の山かけにしてもよかったのですが,少し変化を付けたいと思い,すり下ろしたとろろに卵黄と自家製のそばつゆを混ぜてさらにすり合わせて,やや黄色味がかったとろろを,やや太めに切ったそば(例によって冷凍した手打ちです。)にかけて,温かい濃い目のかけつゆを張り,大葉の粗みじん切りをトッピングしました。とろろに卵白を混ぜ入れてフワッとさせるとろろそばはよく見ますが,卵黄を混ぜた方が元気が出るような感じがしたのです。
 長芋のすりおろしと違い,山芋のすりおろしは粘り気が強く,卵黄やそばつゆを混ぜてもまだまだしっかりとした食感で,そばと共に食べても存在感があり,美味しくいただきました。

 新年1回目の日記につき,新年のお祝いなどを書き記そうと思っていましたが,一日に能登半島で巨大地震が発生し,多くの壊滅的な人的・物的被害や日常を奪われた多くの人々のことが連日マスコミで報道されており,とてもお祝いどころではありません。今後の出来るだけ早い復興や平穏な日常の回復を祈らずにはおられません。
 今年はその後も羽田空港における日航機と海保機の悲惨な衝突や大きな火災などが立て続けに起きていて荒れた1年になるのではないかという不安を感じさせられます。
 蕎麦道楽人としては,「アルモンデそば」のメニューに悩んでいられるような平和な1年であれと祈るばかりです。