sobayanoyutoの蕎麦道楽日記

大好きな蕎麦で遊んでいます

蕎麦道楽日記(№6)~よもぎそばを打ちました

 晴歩雨蕎(№2)「八鬼山越え」と(№3)「馬越峠越え」の際に,おそば屋さんや蕎麦関連のお土産や麺類繋がりのお店などに出会えず,帰宅後にそばを打とうということにしていたのですが,春の桜そばは先月打ちましたので,今回はよもぎそばを打つこととしました。

 よもぎそばも「変わりそば」の一つで,更科粉(御膳粉)という蕎麦の実の中心部分の白い蕎麦粉を使いますが,原則として二八の湯練りです。熱湯です。今回は更科粉800㌘,つなぎ200㌘,よもぎの粉末30㌘,加水というか加湯60%で打ちました。
 よもぎは,抹茶を混ぜ込む茶そばと違い緑色の発色は薄いのですが,のど越しのよい薄緑色のよもぎそばを目指しました。

よもぎの粉末(国産)

御膳粉800㌘ つなぎ粉200㌘ よもぎ粉末30㌘

 色々な打ち方がありますが,小生の場合は,水回し(「湯回し」とでも言うべきでしょうか)をしてよもぎ粉末とつなぎを混ぜ,練って荒く玉にしたものをビニール袋で少し休憩させ,さらに練ったものを玉にします。
 今回はその後の工程は前回の桜そばと大きくは異なりませんので写真は省略します。湯掻いてそばざるに盛った様子です。塩で食してみますとよもぎの香りがよく分かり美味しくいただきました。よもぎの色と香りの移ったゆで汁をそば湯としてこれも美味しくいただいたことは言うまでもありません。

よもぎそばを湯掻くと茶そばの緑色よりも草系の緑色になります