sobayanoyutoの蕎麦道楽日記

大好きな蕎麦で遊んでいます

蕎麦道楽日記~桜そばを打ちました

 3月下旬のここ数日は雨模様で気温が上がらず桜の開花が各種の予想を裏切って遅れているようです。遅いといったところで,桜が暦を気にしているわけもなく,待っていればそのうち咲いてくれるだろうとは思うのですが,人間の狭量さゆえか,お花見などの行事日程が決まっていれば気の揉めることではあります。
 そば打ちを趣味とする小生としては,一足早く桜そばでも打って桜の開花を先取りしてみようと思い,年明けにやってしまったギックリ腰の影響でご無沙汰していたそば打ちを再開する気になりました。

桜そばです やや薄い桜色がきれいですね 桜の香りとほのかな甘みがあります

 桜そばは「変わりそば」の一つで,更科粉(御膳粉)という蕎麦の実の中心部分の白い蕎麦粉を使いますが,原則として二八の湯練りです。熱湯です。今回は更科粉1000㌘,つなぎ250㌘,さくらパウダー30㌘,加水というか加湯60%で打ちました。最近は「桜パウダー」なる便利なものが容易に手に入るようにましたが,のど越しのよい美しいやや控えめの桜色の鮮やかな桜そばを目指しました。

 色々な打ち方がありますが,小生の場合は,水回し(「湯回し」とでも言うべきでしょうか)をしてパウダーとつなぎを混ぜ,練って荒く玉にしたものをビニール袋で少し休憩させ,さらに練ったものを玉にします。

 その後,やや薄めに延したものを畳んで切ります。

思ったよりも延しが甘くなってしまいました。( ;∀;)

 切り上がりです。久し振りに打った割には自己満足できる桜そばになりました。