sobayanoyutoの蕎麦道楽日記

大好きな蕎麦で遊んでいます

蕎麦で遊ぶ~そばの実(抜き実)でピラフ風を作りました

 小生の在宅時のお昼ごはんには自分で打ったそばの冷凍がよく登場するのですが(「登場させざるを得ないのですが」の方が正しい表現ですが。),そばを打つ前段階のそば粉も気が付くと結構なストック量になっていることも少なくありませんし,さらにその前段階であるそば粉に挽く前の「そばの実(抜き実)」にも同じことが言えます。
 そこで,そばを打つばかりでは消費しきれませんので,時々,変わり種を作ってみることになります。今回はそばの実で作るチキンピラフ風を作ってみました。

そばの実(抜き実)です

 さて,ご存知とは思いますが確認しておきます。「玄そば」,「抜き実」,「そば米」の違いは,「玄そば」は収穫した状態のソバの実で黒い外皮(ソバ殻)で守られているもの,この外皮を取り除いたものが「抜き実」で表面の色はソバの甘皮の色で薄緑色で,この二つは挽けばそば粉になります。「そば米」は玄そばを蒸したりした後で乾燥し外皮をのぞいたものです。雑炊なんかにするとおいしいですよね。
 そこで,今回,邪道かもしれませんが,「抜き実(そばの実)」を使ってチキンピラフを炊き(お米でチキンピラフを炊くのとほぼ同じ要領です。),おにぎりにしてみました。そばの実の粒々(ツブツブ)とした食感が面白く,家族には好評でした。

そばの実のチキンピラフおにぎりです。ややゴツゴツですが。

 少しだけ蘊蓄を書きますと,そばには「ルチン」という活性酸素消去物質が含まれていることは有名ですが,さらに,そばの実には,「ルチンレジスタントプロテイン」と呼ばれている成分として,〇低GI食品であり,〇含まれるたんぱく質が植物繊維のような働きをし,〇脂質排出・コレステロール低下・肥満防止などの効果が期待できるとのことです。