sobayanoyutoの蕎麦道楽日記

大好きな蕎麦で遊んでいます

アルモンデそば~ふわとろ月見のぶっかけそば

 そば打ちを趣味としている小生の家の冷凍庫には,打った日に食べきれなかったそばの冷凍が常に保存されていますが,家人からは何とかせよとの厳命を受けることもしばしばあり,そうなりますと,小生の在宅時の昼食はほとんど冷凍したそばを食することになります。そのため,冷凍手打ちそばを何とか美味しく食べようと,その時に家に「あるもんで」いろいろと手を変え品を変え努力することとなりますが,もちろん冷凍とはいえ手打ちそばですから主役はあくまでそばであり,できるだけそばの風味を生かしつつ,何とか美味しいそばを食すべく考えたそばメニューを「アルモンデそば」のカテゴリーでこのブログに日記風に書いています。

№14 ふわとろ月見のぶっかけ

そばは田舎風に打ったそばの冷凍です。とろろのかけ過ぎでそばが見にくいですが・・・

 本日は,「ふわとろ月見のぶっかけ」にしました。卵を黄身と白身に分けて,白身を白くなるまで混ぜ,さらにすり下ろした長芋のとろろを混ぜ合わせてフワッとさせ,器にそば(冷凍そば)を盛って,とろろをそばの上に広げて雲に見立て,真ん中に黄身を置いて月見とし,周りに鰹節とねぎを散らして,さらに自家製のそばつゆを周りからかけまわしてぶっかけにしました。ただ,とろろの量が多すぎたのでそばが見えにくくなってしまいましたし,鰹節もとろろの下に敷くべきものを上にしてしまったためとろろの白が隠れてしまい雲に見立てそこなったかもしれません。
 月見は,そばにしろうどんにしろ,真ん中の生卵を潰すときの一瞬の躊躇とだらりと広がる黄身の黄色模様がなんとなく扇情的なんですが(小生だけかもしれませんが),食べ始めは,とろろがフワッとしているため黄身と混ぜてもそばを軽くすすることができ,さらに,食べ進みますと,ぶっかけのそばつゆととろろが混ざり合って一層とろろ感が強くなり美味しくいただきました。

 本日は,10月の3連休最終日ですが,全国的に気温が低く,涼しいというよりもうすら寒い日となりました。今年の夏は9月末まで厳しい暑さが続きましたので,ほんの1~2週間前とは大違いですが,ここ大阪も気温自体は22℃程度でいくぶんましとはいうものの,雨模様でやはりうすら寒い感じでした。
 そろそろ,そばも温かいメニューになりそうなものですが,そば好きの中には,できるだけそばの風味を味わうべく,真冬でもざるそばと決めている者も多く,小生もまだまだ温かいそばには食指が動いていません。