sobayanoyutoの蕎麦道楽日記

大好きな蕎麦で遊んでいます

蕎麦道楽日記~山形のだし風薬味のせぶっかけそば(そばは手打ちで冷凍)

 さて,小生などがそばを打つ際には,そば粉(+つなぎ粉)500㌘又は1㌔が打ちやすいため,どうしてもその単位が多くなり,そうしますと,少なくても,5人前又は10人前ほどが打ちあがることになります。打った本人が1~2人前を食べたとしても,まだまだ結構な量のそばが残ります。家族や友人(知人レベルを含まず。)にアテがあるときはいいのですが,そうでないときには残りのそばを不本意ながら冷凍せざるを得ません。
 小生宅の冷蔵庫の冷凍室にはやむを得ず冷凍保存したそばが大量に保管されていることも多く,家人からは何とかせよとの厳命を受けることもしばしばありますが,どうしても湯がき方が難しく,食感もやや落ちる冷凍そばを他の人にあげるわけにもいかず,そうなりますと,小生の在宅時の昼食はほとんどそばを食することになります。小生,そばは大好きですが,かといって,「もりそば」ばかりではさすがに厳しいため,いろいろと手を変え品を変え,そばを何とか食べようと努力しています。もちろん冷凍とはいえ手打ちですから主役はあくまでそばですから,できるだけそばの風味を生かしつつ,その時に家に「あるもん」で何とか美味しいそばを食したいのです。その努力のそばメニューを「アルモンデ蕎麦」と命名してこのブログ日記に書いてみようと思います。

 №4 山形のだし風薬味のせぶっかけそば

そばは出雲地方の地粉を十割で打ったものの冷凍です

 皆様御承知とは思いますが,「山形のだし」は「出汁」ではありません。オクラ,きゅうりやなすなどの夏野菜を細かく切って,大葉,茗荷や生姜などの香味野菜を細かく刻み,醤油などで味付けしたもので,ややとろみがあることから,夏場の食欲のない時にはご飯などにぶっかけて食べるとあっさりとして美味しく食が進みます。

 最近は近所のスーパーでも見かけるようになりましたが,自分で作ってもそれらしきものはすぐできます。独特のとろみが風味の決め手なので,小生はパックの味付きメカブを刻んだ材料と合わせてとろみを出しています。

 冷凍そばを湯がいたものの上に,自家製の山形のだし風薬味をのせて,その周りに薄揚げをグリルで焼いてバリッとさせたものを細切りして周りに散らし,自家製のそばつゆをやや薄めたつゆをかけまわして食べました。