sobayanoyutoの蕎麦道楽日記

大好きな蕎麦で遊んでいます

蕎麦道楽日記~そば豆腐で涼しげに

 小生の在宅時のお昼ごはんには自分で打ったそばの冷凍がよく登場するのですが(「登場させざるを得ないのですが」の方が正しい表現ですが。),そばを打つ前段階のそば粉も気が付くと結構なストック量になっていることも少なくありません。
 そこで,そばを打つばかりでは消費しきれませんので,時々,変わり種を作ってみることになります。

 今日も朝から30℃を超えて暑さが厳しいので,涼しげなものをと思い,「そば豆腐」を作ってみました。
 豆乳を使うことも多いのですが,小生としては,豆乳の匂いがやや気になりますので,水で作りました。
 お土産でいただいた吉野本葛がありましたので,上品な,舌触りの良い,蕎麦の香りの感じられるそば豆腐を目指しました。
 葛粉80g,砂糖大さじ1,塩少々を水1,200ccほどでよく溶き,蕎麦粉(今回は常陸秋そば)40gに練り胡麻100㎖ほどを混ぜて,鍋を強火にかけて木のしゃもじでひたすら混ぜます。沸騰して重くなってきたら弱火にしてなお混ぜます。持ち上げたしゃもじからゆっくり落ちる程度のとろみがついたら火からおろし,流し缶(金属製バット)に流しいれてへらで叩いて空気を抜いた後,ラップをかけて冷やし固めます。冷えたら切り分けて涼しげな器に置き自家製のそばつゆを張って山葵をちょこんと飾りました。
 作る過程は決して涼しくはありませんが,食してみると,冷たい舌触りもよく,あっさりとしていて一瞬なりとも涼しさを感じられたように思いました。

そば豆腐(山葵の盛り方に難がありますが。)